本日、上野にある伊豆栄(いずえい)のうな重を食べに行きました。
午前中は上野国立科学博物館へ行き、嫁と娘と標本を観たり、科学技術の体験。
そして、お昼になったので久しぶりにうなぎを食べようと僕が提案し、歩いて伊豆栄まで向かいました。
国立科学博物館から伊豆栄までは歩いてだいたい10分くらい。
そんなに遠くありませんでした。
伊豆栄の歴史
あまり伊豆栄について知らなかったので伊豆栄の歴史について少し調べてみました。
伊豆榮は江戸時代中ごろから鰻割烹ひとすじに歩んでまいりました。
当時の蒲焼屋というものは、大てい葭簀(よしず)張りか小屋掛け程度で、代々の言い伝えによりますと、当店も徳川八代将軍吉宗公の頃に、町中のささやかな商いから始まったと言うことです。引用元:鰻割烹 伊豆榮 伊豆榮の歴史
徳川八代将軍吉宗公の頃からってすごいですね。
僕はあまり歴史に詳しくないので、どれくらい古いかわかりませんが、とにかく歴史が深そうです。
また、伊豆栄の「栄」の字は「榮」とも書くらしいですが、「栄」の方で統一して書こうと思います。
現在伊豆栄は、昭和五十九年に改築して面目一新した池の端本店のほかに、不忍亭、梅川亭、永田町店、佐渡天の川荘と、四カ所に支店を出し、それぞれ格別のごひいきにあずかっております。基本的には鰻料理を中心として、ほぼ同じ御献立を出させていただいておりますが、店によっては独自のメニューを打ち出してご用命をお待ち申しあげているところもございます。
引用元:鰻割烹 伊豆榮 伊豆榮の歴史
伊豆栄は昭和五十九年に一度改築しているみたいです。
昭和五十九年といえば僕が生まれる1年前なのでなんとなく親近感がわきます。
また、今日行った伊豆栄の本店以外にも、不忍亭、梅川亭、永田町店、佐渡天の川荘と、四カ所に支店があるみたいですね。
伊豆栄本店(上野)に到着する
午前中に国立科学博物館へ行った後、10分くらい歩いて伊豆栄へ向かいました。
伊豆栄はビルまるごと店舗で目立っていたのですぐに見つけられました。
渋い店構えです。
昭和五十九年に改築しているみたいなので、もう30年以上この店構えなんですね。
早速中に入ります。
早速伊豆栄のうな重を注文する
中に入ると、並ばずに受付をしてすぐに席に案内されました。
案内された席は7階のテーブル席。
ベビーカーも一緒にテーブル席まで持っていけました。
そして、メニュー表を見ます。
メニュー表はこちらです。
いつも思うんですが、うな重とうな丼の違いって何なんでしょうか。
用いる食器が重箱なら鰻重になる。鰻重には、鰻の肝の入った肝吸いが付く事が多い。鰻重は、一説では、山谷にあった川魚料理屋「鮒儀」[5](のちの「重箱」で、のれんを引き継ぐ店は今は赤坂にある)の初代、大谷儀兵衛が始めたといい、江戸後期にはあったとされるが、これについては誤謬説もある[7]。異説では、重箱を使うものは大正時代に登場し、漆器を使うなど高級な印象を与えることを狙ったようで、現在でも鰻丼と比べると価格が高い傾向がある[8]。また、鰻と御飯が二重になっている物をそう呼ぶ事がある(器の底から「御飯-鰻-御飯-鰻」と「重」ねる意味から)。
引用元:Wikipedia
食器の違いだけみたいですね。
店によってはうな重の方が良いうなぎを使用するとのことで、値段が違うみたいです。
ちなみに、伊豆栄ではうな重、うな丼共に値段が一緒だったので用いる食器の違いだけですね。
そして、注文が決まりました。
嫁はうな重の松。
僕は思い切ってうな重の梅を頼みました。
さらに、お吸い物をきも吸に変更。
大盛にしました。
うな重の松
嫁が頼んだうな重の松はこちらです。
価格は2,700円。
美味しそう。
さらによってみます。
美味しそうです。
松でも充分美味しそうです。
嫁は甘めの味付けで美味しいと言っていました。
また、焦げ目が少ない感じの焼き方だとも言っていました。
うな重の梅
僕が頼んだうな重の梅はこちらです。
価格は4,860円。
松と比べると約2,000円高いです。
うな重の松と比べると梅の方がうなぎの量が多いです。
良いうなぎを使っているのがわかります。
さらによります。
重箱いっぱいにうなぎがあります。
さすが梅ですね。
味は嫁が言っていたように甘めの味付けでした。
山椒をかけるとピリピリして美味しかったので少し山椒をかけるのもお勧めです。
また、タレの味が薄いなと思う方は、うなぎのタレも席にあるのでかけると良いですね。
また、僕はあまりきもが好きではないにもかかわらず、雰囲気できも吸に変更しました。
今思えば、変更せず普通のお吸い物でも良かったかなと思います。
でもきも吸美味しかったです。
そして、ご飯を一粒も残さず完食しました。
伊豆栄のうな重とても美味しかったです。
まとめ
伊豆栄のうな重はとても美味しくてすぐに間食してしまいました。
さらに伊豆栄を調べていくうちに森鴎外と谷崎潤一郎がよく通っていたこともわかりました。
とても歴史のあるうなぎ屋でうな重を食べたということで、美味しさも倍増した気がします。
今回、僕は思い切ってうな重の梅を頼みましたが、松でも充分に美味しかったので価格を抑えたい方は松でも良いかなと思いました。
しかし、贅沢をしたいときは梅が良いですね。
自分へのご褒美に伊豆栄のうな重をまた食べに行きたいです。